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いまEコマース企業のあいだでポップアップストアが注目を集めている理由

2014年05月03日

ポップアップストアとは?

みなさんは「ポップアップストア」という言葉を聞いたことがありますか? ポップアップ・ショップやポップアップ・リテーリングとも呼ばれます。

空店舗や駅・公共機関のオープンスペースなど「都市のスキマ」を利用して、期間限定で商売をするお店(仮店舗)のことをポップアップストアと呼びます。近年ノマドワークという働き方が定着してきましたが、ポップアップストアは「ショップのノマド化」なのかもしれません。

出店する場所や期間によっては、媒体広告にお金をかけるよりも遥かに宣伝効果が高くなるともいわれています。場所を貸したいオーナーと、場所を利用したいブランド側の利益が一致し、さらに宣伝効果も高いということで、欧米を中心にその事例を増やしています。

日本国内でも、大手スポーツブランドやアパレル企業などが積極的にポップアップストアの手法でマーケティング展開を広げています。

Kate Spade Saturday's Meatpacking pop-up shop Photo :Kate Spade Saturday’s Meatpacking pop-up shop By Bex Walton)

ポップアップストアを活用するEC企業の登場

ポップアップストアは、メーカーや大型ショップだけの販促手段ではありません。実店舗を持たず、ネットだけで展開しているショップも活用できるO2Oマーケティング戦略です。

2011年にはフィンランド発のエコファッション専門オンラインショップが、ヘルシンキ・デザイン・ウィークに期間限定でポップアップストアを出店しましたが、普段はオンラインだけで販売している商品を、実際に手に取ってみることができる場所にするということで話題を集め、ブランドの認知をアップさせることに成功しました。

ポップアップストアの戦略として、出店場所や時間を告知しないゲリラ展開も多いようです。日本的にいえば「一期一会」の感覚を与えることで、ブランドへの興味を強力にひきだし、クチコミを起こりやすくなります。

ポップアップストアで期待できること

直接的な売上収益や、オンラインストアへの誘導、そしてクチコミを期待できるだけではなく、ポップアップストアでテストマーケティングを敢行することもできます。お客様とのコミュニケーション機会が限られたオンラインショップにとって、リアルな声を聞ける貴重な機会になり得ます。

限られたスペースしか利用できないポップアップストアだからこそ、買い物客にオンラインストアを見せ、実際に体験(タッチアンドトライ)してもらうことも可能です

ポップアップストア店頭に置く商品は、新作や定番の一部で十分です。ブランドバリューと、商品テイストさえ認知してもらえば、そこから先はオンラインストアの出番です。(その機会を失わないためにも、スマートフォンやタブレットサイトを充実しておきましょう)

このようにポップアップストアは、日頃インターネットをあまり使っていない層へのアプローチメディアとしても活用することができます。

以上、【いまEコマース企業のあいだでポップアップストアが注目を集めている理由】をお届けしました。

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いまEコマース企業のあいだでポップアップストアが注目を集めている理由